memopri(CASIOの付箋メモプリンター)でドラキーふせんをつくってみた

少し前にTwitterで「最近のテプラはすごい」と話題になっていました。

わー!Illustratorからプリントできるなら自由度高いな!ほしいっっ
・・・と思って価格を調べて、さすがなお値段に沈黙。

ぼくは遊びみたいな使い方しかしないので、2万は出せません。
(業務に活用するならむしろ安いかもしれない!)
しかしどうにかして好きなラベルをお手軽にぺたぺたできないかと思い、家に転がっていた似非テプラのような・・・まったく違うような・・・CASIOのmemopri(メモプリ)をいじってみました。

memopriで好きな画像のふせんをプリントする

memopri(メモプリ)とはこんな道具です。

  • 付箋をプリントできる電子文具(ラベルプリンターであるテプラとは位置づけが異なる)
  • PCに接続して専用ソフトからプリントする。PCに入っているフォントが使用できる。
  • スマートフォン対応版もある(機種により)
  • 安い(2000円以下~)テプラPRO SR5900Pの10分の1のお値段!
  • 消耗品(交換テープ)も安い
  • 専用ソフトはやや使いづらい。
  • Mac版はないらしい。
カシオ メモプリ USB接続 MEP-U10-BU ブルー(Amazonアソシエイト)
とまあお手軽ですがあまり名の知られてないと思われるメモプリ君で遊んでみます。

スマホ版は手書きイラストも描けますが、用意した画像の読み込みはできません。
今回はPC版の専用ソフトを使ってじぶんで作成した枠のふせんを作っていきます。
テープは18ミリ幅を使用しています。

メモプリで好きな枠のふせんをプリントする方法

まず公式サイトから専用ソフトとプリンタドライバーを入手してインストールします。

説明書を見ながらメモプリ君をPCと接続。

専用ソフト「PCメモプリユーティリティ」を立ち上げます。

画像選択
「画像の挿入」を選ぶと、プリインストールされた画像のフォルダが開くので、フォルダの場所を確認します。
そのフォルダの画像をPhotoshopで開いて確認してみると【モノクロ2階調のビットマップ形式】であることがわかります。解像度はバラつきがあって、寸法は縦64~260px程度で横はなりゆきといったところ。
ドラキー
そこでおなじようにモノクロ2階調の任意のデータを作成してみます。
(画像は実寸のビットマップです)
読み込み
できたデータを、プリインストール画像のフォルダに置き、ソフトに読み込ませてみました。
(他のフォルダからも読み込めましたが、再利用するなら用意されているフレームなどと一緒に保管したほうがいいです)

いちおうビットマップ形式以外でも読み込めます。が結局モノクロ2階調に変換されるので、最初からじぶんで変換しておいたほうがイメージ通りにプリントできます。

背景画像
背景画像は「プロパティ」を開いて縦横比率が変わらないように設定します。
「拡大縮小する」にもチェックを入れます。
テープの長さを固定に
画像はテープの長さに合わせて縮小されるので、枠がいちばん大きくプリントされるようにテープの長さを固定にして、プレビューを見ながら適切な長さに設定します。このドラキーの枠の場合は120がぴったりでした。
こうすると、入力する文字の量にかかわらずおなじ長さのテープになります。
文字入れ
文字を入れてみます。
画像では「DQフォント」を利用させていただいています。
カスタム
この専用ソフトの使いづらい点はレイアウトの不便さ。
あらかじめ決まったレイアウトから選ぶしかないので、枠にあわせていちばん自然に文字が入るレイアウトにします。
この枠の場合は「カスタム」で「大 中」のレイアウトを選ぶとちょうどよくなりました(が、2行以上入力すると崩れますので1行のみ)

作成した枠や、選択する文字にもよるので、その都度最適なレイアウトを探す必要があります・・・。

印刷!
印刷するとふせんがびょーんと出てきます。
本体付属のカッターでカットして、ぺたぺた。

ふせんなので、TO DOをデスクまわりに貼ったり、買い物メモなどに便利かもしれません。
しかしPCを開く必要があるので(家人がどこかで入手してきてから)ぼくは使ってなかったのです。
お好みの枠を使えるとすれば楽しさが広がるので、もっと活躍してくれるかも!

ぼくにとってはこうやってどうぐの可能性を模索する過程こそが楽しいんですけどね。

海外の方向け 無断転載禁止バナー

コメントを残す

画像を添付できます。(JPGのみ)