しあわせのくつをベビーシューズにして贈ったよ

大変お久しぶりの新規投稿です。けだまおにぎりです。

しあわせのくつ
このくつ。
ともだちの出産祝いに添えようと制作したベビーシューズですがTwitterに画像をあげたところRTが5000を超え、ねとらぼさんにも掲載していただきました。

型紙について質問されたときに型紙はそのうち公開しますってTwitterに書いたのですが、作ったときに工程写真をほぼ撮っていなくて、しかも実物は出産祝いでプレゼントして手元を離れてしまっておりまして。
けだまくらふと に型紙だけ掲載でもいいかなあ・・・って思いましたが、育児垢の人にもかなりRTしていただいていた様子ですし、なるべくわかりやすく掲載したいと思い工程再撮のために片足だけ再び作りなおしました!
以上、時間がかかったことの言い訳。

このポストにも書いた(でっちあげた)ように、誕生した赤ちゃんにこのくつを贈るような風習がほんとうになったら楽しいなって思うので、ぼくなりにできるだけわかりやすく書きます。
しかし洋裁の心得がまったくないので、詳しい人がみたらびっくりするような工程になっているかもしれない。
参考になるようなとんがりシューズの型紙を見つけられず、ペーパークラフトの要領で自作した型紙です。
ふつうのベビーシューズつくるよりは、やや面倒です。たぶん。

しあわせのくつ(ベビーシューズ)のつくりかた

ミシンでも手縫いでも縫えます。

型紙サムネイル
まずは型紙をダウンロードする。
A4用紙に等倍でプリントすると、仕上がりサイズは9センチです。必要に応じて拡大縮小してください。

使用した材料
使用した材料。布(表地用、裏地用)、ポンポン(100均)、レース飾り、プラスナップボタン。
表布は普通のコットン生地、裏布(内側)はダブルガーゼを使いました。

なんか布がシワシワですが気のせいです。

紫の帯は刺繍ミシンで入れました
表側面の紫の帯、けだまおにぎりは刺繍ミシンで入れていますが、フェルトなど紫色のものをアップリケにしてもよいでしょう。
っていうか別に紫じゃなくてもいいです。
型紙にあわせて布を切る
型紙にあわせて布を切ります。
ぬいしろを7ミリとりました。
布の縦横とはかあんまり考えませんでした。
型紙は片足分なので、作るのに×2枚ずつ必要です。
(画像は工程説明用なので片足分です)

厚く(重く)したくないため、表側の生地(黄色)のみ、ぬいしろを除いた大きさの薄手の接着芯を貼ります。

ダブルガーゼはほつれやすいので、裁ち目かがりをしたほうがいいと思いますが、これは工程説明用なので(以下略

表を裏返したり裏を表に返したりややこしいことになるので、以下表布(黄色)を「A面」裏布(内側・白)を「B面」と記載します。

赤線の部分を縫い合わせる
A面側面を中表に折り、赤線の部分を縫い合わせる。
赤線の部分を縫い合わせる
縫い合わせたA面側面に甲部分を中表に合わせ、赤線の部分を縫い合わせる。
赤線の部分をぐるりと一周縫い合わせる
側面に底を中表に合わせ、赤線の部分をぐるりと一周縫い合わせる。
カーブの部分は待ち針を細かく止めてずれないように慎重に縫います。
カーブの部分はぬいしろに切り込みを入れておく
カーブの部分はぬいしろに切り込みを入れておくと表に返すとき綺麗です。
つま先部分のぬいしろを短めにカット
つま先の先端の部分を返したときにぬいしろがもたつくので、縫った後にぬいしろを短めにカットしておきます。
つま先の先端にポンポンを縫い付ける
縫い上がったA面を一度表に返します。
細めの棒などをつかってつま先をきれいに返します(あまり尖ったものを使うと穴があくので注意)

そしてつま先の先端にポンポンを縫い付けます。
このポンポンだけ、B面と縫い合わせてしまう前につけます。
縫い付けたらまた縫い目が外側になるようひっくり返しておく。

ベルトをつくる
ベルトを中表にしてL字に縫い、表に返しておく。
ベルトを仮止め
ベルト位置は履き口の端から約1.5センチほどを基準に、お好みで。
位置を確認して(左右の位置を必ず対称に揃える)仮止めしておきます。
赤線の部分を縫い合わせる
B面の側面を中表に二つ折りして、赤線の部分を縫い合わせる。
赤線の部分をぐるりと縫い合わせる
B面の底を裏側面に中表に合わせ、赤線の部分をぐるりと縫い合わせる。
表と同様待ち針を細かく打って慎重に
裏面のみひっくり返す
B面のみ、ひっくり返す(縫い代が内側になるように)
A面はそのまま(縫い代が外側の状態)
中表に重ねる
A面(先がとがっているほうの靴)の中にB面のくつを入れます。
いわゆる中表の状態ですね。

ベルトをはさんだまま、はき口をぐるりと縫い合わせる。
このとき返し口をあけておきます。
待ち針を打って慎重に縫い進めます。
口が狭くミシンで縫いづらいので、難しければ2回に分けて縫っても。手縫いでもいいですね。

甲部分に飾りをつける
返し口からひっくり返します。
つま先が綺麗に尖るように注意。

返し口を手縫いで綴じ、甲部分にレース飾りとポンポンを縫い付けます。

このレースは100均のものなんですが、ベビー用なのでもっとやわらかいものを選択したほうがいいかも。
見た目の理想に近いものがなくてこうなりましたが

踵にポンポンを縫い付ける
踵側にもポンポンを縫い付けます。
玉どめは内側にせず、表に出してポンポンに隠れる位置で止める。
ベルトにボタンをつける
ベルトにボタンをつける。
プラスナップに布をかぶせてくるみボタン風にしてつけました。
ふつうのスナップボタンや飾りボタンを使用してももちろん良いでしょう
できあがり
できあがり!(両足そろってるの、この画像しかないんだ!)

元ネタがわかるお母さんお父さんなら、とっても喜んでくれると思います。
みんながしあわせになるしあわせのくつです。(個人の感想です)

元ネタから離れてふつうのとんがりシューズとして作ってもかわいいかなと思いますよ。

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