オリジナルはんこの作りかた
ドラクエのことをあんまり書いてないブログをご覧いただきありがとうございます。
この前クリアーはんこ丸を作ったときにTwitter用写真を撮っていたら
撮り終わってなにげなくソファに置いたミラーレス一眼が床にごろーんと転げ落ち、愛用していたズームレンズが壊れてしまいました!
あとは単焦点レンズとマクロレンズしかないので、接写で攻めて行きたいと思います。本体が無事だったのが不幸中の幸い。
どうぐは大切に使おうね。
クリアーはんこ丸が誕生しました。 #DQ10 pic.twitter.com/XXiov8DDdq
— けだまおにぎり (@pu9lp) October 9, 2014
はんこを作ると「器用だね!」とたくさんの方からほめていただき、うれしいのですが、錬金釜みたいなズルい道具でぱっと作れてしまうので、ぼくの能力やスキルとはあまり関係なく、ほめていただくほどのことはないのです。
質問されることもたびたびありますので、今回ははんこの作り方とどうぐについて書いてみます。ますますドラクエのことからズレていきます。
記事の最後で、上のツイート画像で使用した「Weeklyスタンプラリー台紙」のPDFがダウンロードできます。
はんこを作るのに使用している「錬金釜」はこれです。
消費税があがるぞーかけこみ需要だぁワァァァー!と世間が騒いでいるときに、ぼくが慌てて購入したのがなぜかこいつでした。(その後数か月未開封で放置しました。)
なにやら女子力高そうな商品名(ポムリエ)ですが、すごく優秀なアイテムです。めちゃくちゃカンタンにはんこが作れます。びっくりします。みんなこれ買ってはんこ作ればいいのに!って思ってます。
小さなプリンターのようなものなので、印面を印刷(製版)して、インクをしみこませるだけです。
USB接続のタイプ(STC-U10)はPCでのみはんこが作れます。こちらは4,500円くらいで購入できます。
無線接続ができるタイプ(STC-W10)はスマートフォンでも作れます。こちらもそうお高いわけでもなく5,500円ほどで購入できます。
ぼくははんこ作りは100%PCで作業しますが、ネットワークプリンターとして接続したかったので無線接続のSTC-W10を購入しました。
クリアーはんこ丸を作るのに使用する消耗品はこの2つ。(作りたいものにより用意するもののサイズや色が違います)
※本体にはこのサイズのスタンプシートと木製グリップがひとつずつ付属しているので、最初はそれを使用して作ってもいいです。
クリアーはんこは赤なので赤インクを用意します。400円ほどです。
※本体には黒いインクが1本付属しています。
作りかた
まずポムリエ本体はPCやスマートフォンとの接続が済んでいることを前提に書いていきます。
ここを詳しく説明すると記事がますます長くややこしくなっちゃうのと、本体が2種類あって、接続方法とそのハマりポイントをすべて記載することができないからです。
PC/スマートフォンとポムリエを直接接続する方法を利用すればそこまで難しくないはず。はず!
ちなみにぼくはネットワークごしに接続する方法(クライアントモード)を設定するのに30分くらいハマりました。
1.元画像の準備


広場の冒険スタンプは小さいので、細かい部分がよくわかりませんね。
そこで以前のモンスター大討伐イベントのときの達成スタンプも参考にして元画像を作りました。
ぼくは元画像を作るのにIllustratorとPhotoshopを使っていますが、元画像は手書きのスキャンでも写メでも作れます。
はんこは小さいので、あまり正確に再現しなくても大丈夫。
フォントも適当なのを選んでいます。
このはんこはナナメに押すのが正義なので、最初から絵柄を傾けておきます。
2.はんこ用製版データを作成
このソフトにはかわいい枠やイラスト、おもしろい加工も入ってますが、ぼくは元画像でほぼ完成させたいのでそういったものはあまり使いません。
お子様のおなまえスタンプなんかを手軽に作るのには枠やイラストがすごく使えそうですね。
今回は「かすれ」の効果だけ少し入れました。
3.製版

ソフト側で製版まで進めたら、シートホルダーをポムリエに差し込むように指示が出るので
シートホルダーをセットすれば、うにょーんとポムリエに吸い込まれて吐き出されると印面のできあがりです。
4.はんこを組み立てる
グリップとスタンプベースをカチャッとはめておきます。
スタンプベースが上になるように台に置き、さきほど製版したスタンプシートをシートホルダーから取り出して、貼りつけます。
5.インクをしみこませる
6.なじませる→完成
作れるはんこの大きさと値段
木製のグリップがついたキットの価格はこんなかんじです。
すごく安いわけじゃないので無尽蔵に作り放題というわけにはいかないですが、できあがりの満足度が高いので個人的にはリーズナブルだと感じています。
15×15mm | 15×30mm | 15×60mm | 30×30mm |
477円 | 670円 | 816円 | 862円 |
30×60mm | 45×45mm | 45×90mm | |
1,309円 | 1,309円 | 1,836円 |

じぶん用ならグリップを使い回しでスタンプベースだけを交換すれば、もっと安上がりに好きなはんこをたくさん作れます。
大事に使わせていただきます。(笑) pic.twitter.com/CkksggFz2f
— りっきー (@rickeysan) September 22, 2014
・・・書き出すのめんどくさいくらいたくさんありますね。
けっこう安いんだ!ただ、グリップが「ザ・事務用品!」って雰囲気たっぷりだったりするのがちょっと残念ですが、ひとつだけほしいならこちらのほうが手軽でいいかもしれないですね。(実際注文してみたわけではありませんので出来のよさなどはわかりません)
じぶんだけのはんこをたくさん作りたいならポムリエをおすすめします。
おまけ

日課週課どこまでやったっけ??な人用チェックシート。
項目がやや適当なのは、けだまおにぎりが日課をちゃんとやってないせいかもしれません。
入れるべき項目が入っていなかった場合はお知らせいただくと、気が向いたときに直すかもしれません。
文字多すぎてくらくらしそうな記事ですね。
はんこ作ってみたい!って思ってた方はチャレンジしてみてください。
おつかれさまでした!
※文章内で「スタンプ」と「はんこ」が表記ゆれしていますが、ポムリエは「スタンプメーカー」であり、ぼくはじぶんの作ったものを「はんこ」と呼んでいるのでその違いです。
<追記>
はんこ以外でチェックシートを利用するこんなアイデアも。
はんこの作り方記事( http://t.co/FOhk34XRyO )のおまけのチェックシートPDFだけ使ってるーって人を見かけたので、こういう使い方もあるかもという例。コルクボードとピンを100均で。 pic.twitter.com/aKOMDCp4TI
— けだまおにぎり (@pu9lp) 2014, 11月 2
<追記2>
ゴム印を注文してつくるとこんなかんじにできるみたい!
これもちゃんと「はんこ」ってかんじがして、いいですね!
(かなりほしい)
けだまおにぎりさんの作られてたCLEARスタンプを、ゴム印で注文してみました!(〃ω〃) 朱肉ぽいカラーのインクを選んだらほんとに認定ハンコみたいになったー!うれしいいい pic.twitter.com/uOoDosMlpO
— ジゴスパークおじさんIV (@Akane_Ogre) November 15, 2014
四角いクリアーはんこの元データもこちらに置いときます。
(ポムリエでつくる場合はエフェクトを「てづくり風」で「かすれ」を多めに入れて「ゆがみ」も調節して下さい。)
<追記3>
暴走魔法陣のはんこ。 pic.twitter.com/RZgycplwY6
— けだまおにぎり (@pu9lp) December 4, 2015
暴走魔法陣のはんこをつくったところ、じぶんも作りたいという声があったので、
これもデータを置いときます。
ぼくは文様みたいに使いたかったので45ミリ×45ミリで作りましたが、ちょっとしたポイント用なら小さめのキットで作ってもいいかも。
陣の中に文字を入れてもおもしろいかもですね。

コメントを残す